私の中の図書館〜ライブラリー〜

読んだ本の内容をすぐに忘れてしまうので、ストーリーや読んで感じたことを書き留めたいと思います。

ジュリー・K・ノルム 「ネガティブだからうまくいく」(2002)

ネガティブだからうまくいく作者: ジュリー・K.ノレム,西村浩,Julie K. Norem,末宗みどり出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2002/12メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (2件) を見る ジュリー・K・ノルム 「ネガティブだからうまくい…

田丸尚美「乳幼児健診と心理相談」(2010)

乳幼児健診と心理相談作者: 田丸尚美出版社/メーカー: 大月書店発売日: 2010/11メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 今回、私が研修をする側(教える側)に立つことになり、勉強し直そうと思い手に取ったのが、この本。つい昨年までの私…日々の忙し…

岩永竜一郎×ニキ・リンコ×藤家寛子「続々 自閉っこ、こういう風にできています!~自立のための環境づくり」( 2009)

続々自閉っ子、こういう風にできてます!―自立のための環境づくり作者: 岩永竜一郎,藤家寛子,ニキリンコ出版社/メーカー: 花風社発売日: 2009/05メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見る 最近、かなりのハイペースで本を読…

末永蒼生 「絵が伝える子どもの心とSOS」(2010年)

絵が伝える子どもの心とSOS作者: 末永蒼生出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/02/26メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 5回この商品を含むブログを見る 一般向けで、読みやすい。 最後の“子育てに役立つ絵の見方”は、参考になるかも。●子どもの絵…

杉山登志郎「子ども虐待という第四の発達障害」(2009)

子ども虐待という第四の発達障害 (学研のヒューマンケアブックス)作者: 杉山登志郎出版社/メーカー: 学習研究社発売日: 2007/04メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 136回この商品を含むブログ (27件) を見るもう随分も前になるが新刊コーナーで見かけて……

齊藤万比古「発達障害が引き起こす二次障害へのケアとサポート」

発達障害が引き起こす二次障害へのケアとサポート (学研のヒューマンケアブックス)作者: 齊籐万比古出版社/メーカー: 学習研究社発売日: 2009/09/20メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 100回この商品を含むブログ (4件) を見る 買おうかどうしようか迷って…

井原成男「ウィニコットと移行対象の発達心理学」

ウィニコットと移行対象の発達心理学作者: 井原成男出版社/メーカー: 福村出版発売日: 2009/09メディア: ?行本-精装この商品を含むブログを見る 発達心理学をもう一度、最初から勉強し直そうと思って手にしたまず第一冊。 ドナルド・ウッズ・ウィニコット…イ…

黒柳徹子 「窓際のトットちゃん」

「君は、本当は、いい子なんだよ!」おそらく、単純に“落ち着きのない”という表現では片付けられないほどの多動・衝動性が優位だった小学校1年生だったトットちゃん。 一番大切な、自信や自尊心をトモエ学園で積み重ね、こんなに立派に社会で活躍できる女性…

増谷和子 「カコちゃんが語る植田正治の写真と世界」

植田正治の写真に初めて出会ったのは、鷲田清一の本の表紙だった。そのときは、植田正治の写真だとは知らなかった。当時、大学生だった私は確か授業でこの本を紹介されて、読んでみたことがあった。 それからしばらくして、京都の本屋でコロナ・ブックスの「…

東田 直樹 「自閉症の僕が跳びはねる理由 会話のできない中学生がつづる内なる心」(2007)       「跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること」(2014)

いつだったかのテレビで、初めて彼に出会った。自閉症の子が、パソコンで自分の思いを綴っている。実際映像に出てくる彼は、まさしく一目で自閉症とわかるタイプの子だった。 この2冊には、東田さんの世界の見え方、感じ方、日々の思いなど…思春期~大人にな…

リチャード・ボルスタット(ユール・洋子訳) 「NLP子育てコーチング」

NLP子育てコーチング―親の信頼がこどもを伸ばす作者: リチャードボルスタッド,Richard Bolstad,ユール洋子出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2009/08メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見る NLP(Neuro-Linguistic Programming)‐ア…

なんてこったの2014年と欲張らない2015年

2014年の野望では、本を10冊は読みたいんだ!なんて。 やっぱり、私はいつも目標を高く設定し過ぎて、達成しなかったーってことが多い。 いやかなり多い。 でも2014年は私にとっては変化の年であり、たくさんの思い出が出来た年だった。 2015年は、欲張ら…

田口ランディ 「坐禅ガール」

田口ランディは私にとって、とても思い入れのある作家である。 大学の頃、当時ランディの“コンセント”が流行っていて。 確か本屋で見つけて読んだと記憶している。 ランディが心理学科卒業というのもあって、とても親近感を覚えて。 エッセイも含め、色々読…

坂東 眞理子 「女性の品格」

数年前に、流行った本。 結婚を前に読んでみた。 なんて真面目な自分笑 頑張りすぎてたな、おそらくH26年5〜6月頃に読んだと思う。 ごくごく当たり前のことが、やんわりと頭ごなしでもなく、シンプルにでも教えとして書かれている。 とてもじゃないが、全部…

藤田嗣治 「猫の本」

私は、猫好きである。 藤田嗣治の絵には、よく猫が登場する。 猫と生活している人の絵って、やっぱり描写が違うなぁ。といつも感じる。 飼い猫の動きをよく見ているからだ。 そして、女性と猫の切っても切れない関係。 Q;女と猫とを描くのはどんな関係ですか…

~2014年 今年の野望〜

ブログを移行してみて気がついたこと。 それは、4年間で焼20〜24冊程度しか読んでいなかったこと。 年平均5~6冊って、少ないね。 今年はせめて10冊は読みたいなって思う。 こうして読んでいる本を時系列に見ていくとね、 1つ1つのストーリーって実は細か…

朝比奈あすか 「彼女のしあわせ」

2013年10月10日 あれ? なんだかア行の作家多くね? そう、何かを借りたい !ってわけでもなく、 例のごとく、それとなく手を伸ばして出会った。 うーん。。 3姉妹(一番下;凪子 → 真ん中;月子 → 長女;征子)と母(佐喜子)のチェーンストーリー。 生ま…

千早 茜 「あとかた」

2013年8月13日 なんでかな、本題は“あとかた”なのに “うたかた”だと思いこんで読んでた。 あとかた…もと何かがあった証拠として残っているしるし。形跡。痕跡。 うたかた…水面に浮かぶ泡。はかなく消えやすいもののたとえ。 読み終えた今、“あとかた”だなと…

山崎ナオコーラ 「私の中の男の子」

2013年8月4日 久々に、本を読みたいと思った。 あまりディープじゃなくて、日常的なんだけど非日常みたいなやつを。 でも、この本暗かったんだよねー。 たまたま図書館で手に取った本で、 「雪村には19歳まで性別がなかった」という冒頭に 何だか心惹かれて…

LiLy 「11センチのピンヒール」 

2013年1月20日 新聞で、文庫化された記事を見て初めて私はこの作品と作者を知った。 風邪を引いた勢いで一気に読み上げた。 「女友達に些細な見栄をはることで、積み重なっていく小さな嘘…自分をカッコよく見せるためについたはずの嘘が、どんどん彼女を孤独…

有川浩 「レインツリーの国」

2012年11月25日 短い内容だったど、読んでから感想をupするまでにものすごく時間がかかった。 読み終わって1カ月ぐらい経ったかな。 色んなことを考えさせられた。 聴覚障害についてや愛について。 閉館ギリギリの図書館で、2冊目が決まらずにいたとき。ただ…

飛鳥井 千砂 「サムシング・ブルー」

2012年11月5日 タイニー・タイニー・ハッピーに引き続き、同じ作家の本を読んでみた。 今だから共鳴できる、梨香の感覚ってあるよなぁとつくづく感じた。 だって、元恋人と元親友が結婚するとか聞いたら絶対穏やかではいられないでしょう。。 ただでさえ、や…

飛鳥井千砂 「タイニー・タイニー・ハッピー」

2012年10月17日 秋はやっぱり読書の季節。 久々に小説を読みたくなった。 とにかく、日常っぽいのを。 ほんのり幸せで、ほんのり切なくて、ほんのり読みやすいやつを。 まさにそんな今の気分にぴったりの作品だった。 8つの章に分けられた8人主人公同志を…

鈴木敏夫 「ジブリの哲学‐変わるものと変わらないもの‐」

2011年3月18日 やっと読み終えた。 私、ジブリ信奉者というほどジブリを好きなわけじゃないけれど、 なぜかこの本は発売されると聞いてからずっと読みたいと思ってた。 図書館へ行ってもいつも貸出中だったので、ネットの古本屋で買ってしまった。 クリエー…

割田剛雄 「般若心経」

2011年11月17日 私は小さい頃から、お経を聞いて育ちました。 信心深い家庭なほうではないですが、幼い頃よくおばあちゃんが般若心経唱えていたので音としても耳によく残っています。 般若心経だけに限らず、お経の音の響きが好きで、よく口ずさんでいました…

絲山秋子 「不愉快な本の続編」  

2011年11月10日 読書シーズンの到来?! そういえば、あれから読破した小説はなかったな。 一時期、コミック本にはまったことがあった。夏前だったっけな。 読んだ本を振り返ってみると感想の薄っぺらいこと。 読み返しても、ただ、この本を読んだってことし…

野中 柊 「恋人たち」

2011年5月17日 いかにも!なタイトルである。 「何読んでるの?」と尋ねられると、 ちょっと恥ずかしくて言えないなって思ってしまう。 いやー ともかく、何だか無性に恋愛物を読みたくなったのだ。 そう言えば… 最近というか、ここ2~3年全てにおいて恋…

有川浩 「阪急電車」

2011年4月11日 阪急電車 有川 浩 この小説、知ったのは実は約2年前。 前の職場の司書さんが、「最近の中学生はこの作家ですよ!」って 教えてくれたのが有川 浩だった。 当時、通勤沿線だったので阪急電車に“おっ!”とはしたものの… 少し手に取って読んでは…

「くまとやまねこ」

2011年2月19日 くまとやまねこは絵本です。 ある日、大好きなことりが死んでしまった。 くまは悲しくて、ことりの亡きがらを入れた小箱を持ち歩いた。 やがて、くまは自分の家の中に引きこもるようになる。 ある日、久々にくまが窓を開けたら見慣れないやま…

絲山秋子週間

2011年2月1日 絲山秋子の本にはまる。 ばかもの、沖で待つ、絲的メイソウと次々と読んでみた。 久々の大ヒット。 なんだろう…この脱力した感じ。めっちゃおもしろい。 最初から書き者になりたくてなった人ではないからこそ出せる味なのか…。 いつもいい小説…