私の中の図書館〜ライブラリー〜

読んだ本の内容をすぐに忘れてしまうので、ストーリーや読んで感じたことを書き留めたいと思います。

竹内 敏晴 「ことばが劈かれるとき」

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2010ーX年

ことばが劈かれるとき  竹内 敏晴

 

学部時代、授業で薦められて一度は挫折し再び院時代に読みきった本。

ゼミの先生は、竹内先生の研修に行ったことがあるって言ってたなぁ。

当時から、身体と心のつながりみたいなものに興味があった。

 

特にこの頃、ある整体に出会い、

初めて頭から足まで自分のものだと感じる体

験を得た。

 

ことばが出る、ことばを発するという表現ではなく

ことばが劈かれるときという表現。

 

声とことばとからだは切り離せない。

この3つがつながった、劈かれるという体験。

 

この本を読んでから、相手のことばの内容といういうよりは

 

相手の声がここ、心に身体(頭・顔・耳・・・)に届いてくるか

全身を使って表現されているものなのか

心を含んだ身体が劈かれているのかどうか

ということを気にするようになった。

 

子どもたちへは、幼いうちからことばが、身体が劈かれる体験をさせてあげたい。