リチャード・ボルスタット(ユール・洋子訳) 「NLP子育てコーチング」
- 作者: リチャードボルスタッド,Richard Bolstad,ユール洋子
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 2009/08
- メディア: 単行本
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(Neuro-Linguistic Programming)‐アメリカ発の実践的なコミュニケーション心理学
NLPとの出会い…実はもう5・6年前から知っていた。
でもなぜか当時の私にはスっと入って来なかった。もちろん、私なりに努力はし、セミナーにも参加してみた。感想は“なんだ、これとっつきにくい“。集まっているメンバーも内容も、どれも胡散臭く思えた。
だが、やはり、何事にもタイミングというのがあるようだ。
人間本当に喉が渇いているときに、シンプルに水をくれるところへ行きたくなる。その水が、料理でも洗濯でも、入浴でも何にでも使えるのならなおさら。
2年ほど前に、自分自身の悩みを良い方向へ持っていくことが出来ずにいたときには、スーッとお水のようにNLPの話が入って来たのだった。
自分ではなく、他者への支援の在り方としてという入口が余計に良かったのかもしれない。
今回初めて、NLPに関する書物を読んだ。この本がスタートというのが、何とも私らしい笑。
内容は対子どもだけではなく、対大人にも使えるコミュニケーションの技法がいっぱいに詰まっている。
読んでいくと、実は既に自分が取り組んでいることが多かった。
自分なりにそこに意味を見いだせており、この本を読む中で裏付けされたところもある。
もちろん、新しい見地も沢山出てきた。
一番に感じたのは、やはりラポールの重要性。これがないと、全く先に進めないことに気付く。だとしたら…今後はラポールを築くまでのアクセスについてさらに深めてみたいかも…と感じた。
が、とりあえず、今は読みたかった本を読みあさる時間が出来たので読みたいものを読むぞ!!
*私なりのキーワード*
◎ラポールを築く…ラポールなくして、子ども・大人とのよりよいコミュニケーションは成立しないということ。これは、前提の前提。しかし、切れたラポールも取り戻せる。ラポールの築けている状態を作ってから、コミュニケーション。
◎アンカーを設定する…ポジティブな気持ちが思い出せる環境の設定が前向きな自分を作っていく。
◎リフレーミング…物の見方・体験の見方を変える!文句や不平・不満と言う→解決策を見つける方へ自分か他の人を責めることから次に何をすべきか考える方へシフトする。
◎自分の考えや価値観をパワーで相手に押さえつける×…双方がよい結果を生む解決策を共に考えるプロセスが大事。