絲山秋子週間
2011年2月1日
絲山秋子の本にはまる。
ばかもの、沖で待つ、絲的メイソウと次々と読んでみた。
久々の大ヒット。
なんだろう…この脱力した感じ。めっちゃおもしろい。
最初から書き者になりたくてなった人ではないからこそ出せる味なのか…。
いつもいい小説に出会うと作家の才能にジェラシーしてしまうことがあったんだけど、この人を読むと考え方変わったね。
ふっと沸いてくるんだろうな。そして抱いたイメージを文字で形に出来るんやな。
絵かきは絵やし、音楽家は音で…な具合に。
ばかものは、アル中の感覚に。
沖で待つは、芥川賞受賞作。読んだ後なぜかほっこりとした気持ちに。
絲的メイソウで、どうでもいいことをうまい具合に見せてくれる。
もー少し、この人の作品を読みたいな。