「くまとやまねこ」
2011年2月19日
くまとやまねこは絵本です。
ある日、大好きなことりが死んでしまった。
くまは悲しくて、ことりの亡きがらを入れた小箱を持ち歩いた。
やがて、くまは自分の家の中に引きこもるようになる。
ある日、久々にくまが窓を開けたら見慣れないやまねこが土手に寝転んでいた。
やまねこの脇にある箱の中身をどうしても見たくて、くまはやまねこに声をかけた。
お互いに箱の中を見せあい、やまねこは箱からバイオリンを出すと曲を弾き始めた。
やさしい旋律の中でくまはことりはいなくなっても心にいつもいる、忘れなくてもいいんだと気づく。
ことりを葬り、やまねこと旅に出ることにしたくま。
どんな旅が待ってるんだろう。。