私の中の図書館〜ライブラリー〜

読んだ本の内容をすぐに忘れてしまうので、ストーリーや読んで感じたことを書き留めたいと思います。

飛鳥井 千砂 「サムシング・ブルー」

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2012年11月5日

タイニー・タイニー・ハッピーに引き続き、同じ作家の本を読んでみた。

 

今だから共鳴できる、梨香の感覚ってあるよなぁとつくづく感じた。

だって、元恋人と元親友が結婚するとか聞いたら絶対穏やかではいられないでしょう。。

 

ただでさえ、やたら結婚ということばに反応してしまうもの。

結婚って何だ??

別に焦ってるわけじゃないよ。

いや、でも本心では自分より先に結婚していく人見て内心焦っているんだ。

 

30を目の前にして、結婚していない女性誰しもが思うようなちょっとしたことなんだと思うんだけど。

 

そういえば、私も「朝なんて来なければいのに」と思う日が続いたことがあった。

恋人と別れたときか、何かこう何をやっても上手くいかないとき。

この年になって、そういう朝のやり過ごし方は身についてきたのかも。

 

20歳そこそこのとき、大きく失恋したとき割と誰にでも自分が傷ついてしんどくて慰めて欲しいって言えた。

でも、年を重ねる度に恋人と別れたことを素直にそのまま言えなくなってしまっていることに気がつく。

 

もしかしたら結局は復活の方法は同じなのかもしれないけど。

年を重ねるって、ただ数字が変わっていくだけじゃなくて。

その一瞬一瞬には色んな葛藤や発見や肯定や否定や色々詰まっているんだよなって。

 

焦ってばかりいないで、愛を育もう。

青くさいか笑